「ブラック企業なんて、甘いですね」カルト教団、2世信者が抱える闇

神戸 郁人

今やすっかり一般化した「カルト」という言葉。その本質を、私たちはどれだけ理解しているのでしょうか? 専門家の言葉から考えます。

主に新興宗教団体を指す言葉として、社会になじんできた「カルト」。近年は、いわゆる「ブラック企業」など、支配的な傾向が強い組織の説明にも、たびたび用いられます。「カルトの実態はね、それほど甘いものではないですよ」。とある社会心理学者は、そう釘を刺します。自分や大切な人々が、その活動に巻き込まれないために、必要な情報とは? 集団の本質を見抜くヒントとなる、「四つのチェック項目」について語ってもらいました。(編集・構成=withnews編集部・神戸郁人)

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