殴られ、閉じ込められ……セーラー服歌人「生きづらさ」救った短歌

母親の自殺、児童養護施設や里親の元での虐待、そしてホームレス生活を経験した歌人・鳥居さん。「無人島にいるような」独りぼっちの世界で出会ったのが、五七五七七で表現される「短歌」の世界でした。「やっぱり、生きてる方がいい」と言えるようになるまでの日々について、聞かせてもらいました。

小野太郎

「セーラー服歌人」として活動する鳥居さん=2016年12月、堀内義晃撮影

母親の自殺、児童養護施設や里親の元での虐待、そしてホームレス生活を経験した歌人・鳥居さん。「無人島にいるような」独りぼっちの世界で出会ったのが、五七五七七で表現される「短歌」の世界でした。「孤独をちょっとだけ和らげることができる」という短歌の魅力、そして「やっぱり、生きてる方がいい」と言えるようになるまでの日々について、聞かせてもらいました。

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