マレーバク「咲子」がくれたもの 「追っかけ」10年を捧げた女性

あるマレーバクと出会い、やがて訪れる悲しい別れを経て、得た気付きとは? 熱い思いを優しい情熱へと変えた、一頭とひとりの実話です。

野口みな子

茨木さんが販売していた冊子「バク問のすゝめ」より

黒い顔や手足に、くっきりと白色に切り替わる胴体。動物園でもひときわ異彩を放つ存在、それがマレーバクです。そんなマレーバクの「追っかけ」を、10年以上続けているという女性がいます。あるマレーバクと出会い、やがて訪れる悲しい別れを経て、得た気付きとは? 熱い思いを優しい情熱へと変えた、一頭とひとりの実話です。

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