腕利きヘッドハンター、極意は「口説かない」 800人の転職を橋渡し

就職氷河期にようやく得た大手からの内定。まぎれもないシューカツの「勝ち組」だった。それなのに、1年半で自ら退職。次の職場に選んだのは、人材サービスを手がけるベンチャーだった。約800人の転職を橋渡ししてきた凄腕ヘッドハンター、フューチャーリンク代表取締役の松井健治さん(42)の歩みをたどります。

内藤 尚志
朝日新聞記者

松井健治さん=東京都渋谷区、山本未来撮影

就職氷河期にようやく得た大手からの内定。まぎれもないシューカツの「勝ち組」だった。それなのに1年半で自ら退職。次の職場に選んだのは、人材サービスのベンチャーだった――。約800人の転職を橋渡ししてきた凄腕ヘッドハンターは、いかにして生まれたのか。その歩みをたどります。(朝日新聞経済部記者・内藤尚志)

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