「電池切れ」で休んだ学校 少女の孤独、窓越しに照らす「青い景色」

神戸 郁人

michiさん作「ブルーモーメント」の一幕

いじめなど、はっきりした理由はない。でも、中学校に通うのが苦しい。耐えかねた末、引きこもりがちに……。そんな過去を、漫画化した女性がいます。「電池切れ」になった自分を責め、逃げ込んだ自宅の部屋すら、居場所と思えない。ボロボロの心に寄り添ってくれたのは、窓越しに見える、美しい眺めでした。「まだ心が生きている。そう教えてくれたんです」。灰色の思春期を照らした、「青い原風景」について聞きました。(withnews編集部・神戸郁人)

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