教室に障害児が……親の「本音」は 当事者じゃないとわからない?

岩崎 賢一
朝日新聞VMエディター

「当事者にならない限り知ろうしない」。障害児の就学をめぐる溝とは……※画像はイメージです

 障害児の就学には、様々な意見があります。特に、通常学級で障害の有無にかかわらず一緒に学ぶことについては、ネット上で否定的な声が目立つこともあり、健常児と障害児の教育を巡る考え方の溝は深いようです。「当事者にならない限り知ろうしない」という健常児の親たちの現実的な空気感、「こんなやりがいのある育児はない」と考える障害児の親の声も。「インクルーシブ教育」への向き合い方について、今回取材した人たちから改めて寄せられた意見から読み解いていきます。

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