「日本の給食」そっくりに 息子の弁当箱に詰めたムスリムママの思い

松川希実
朝日新聞記者

ムスリムママの次男が幼稚園でほおばっている「給食」。実はある秘密がありました=小玉重隆撮影

 言葉も分からない日本で、まだ味わったこともない日本の「給食」そっくりのお弁当を、妄想しながら作り続けている外国人がいます。東京都・八王子市に暮らす、インドネシア人主婦、ウッミ・ロシダさん(36)です。イスラム教徒で、戒律でアルコールや豚肉など、食べられないものがあります。息子の弁当箱に、そっとある思いを込めていました。(朝日新聞記者・松川希実)

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