「僕も殺されていたかも」“アルビノ狩り”知った当事者が選んだ道

岩井 建樹
朝日新聞 相続会議編集長

アルビノの伊藤大介さん(中央)とタンザニアの女性=2015年、伊藤さん提供

 「僕もアフリカで生まれていたら、殺されていたかもしれない」。日本で、そんな恐怖を感じた人がいます。遺伝子疾患のアルビノで生まれたため、肌の色が白く、金髪の伊藤大介さん(26)です。アフリカで今も続く「アルビノ狩り」を知ったことをきっかけに、国際協力機構(JICA)職員として途上国支援の道に進みました。伊藤さんは、子どものころは見た目や弱視に悩み、就職活動でも髪の色を指摘された経験があります。伊藤さんに話を聞きました。

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