「不妊原因は自分」知る恐怖 身近になる「妊娠力」検査、戸惑う男性

平成家族

スマートフォンで精子の活動を手軽に見ることができるようになったが(写真はイメージ=PIXTA)

 技術の進歩や不妊治療への意識の高まりで、「妊活」という言葉が当たり前になった平成時代。スマートフォンで精子の活動を見られるツールや、結婚前後のカップルが妊娠に必要な検査をする「ブライダルチェック」など、「妊娠力」を調べられる方法がより身近になってきています。一方で不妊の原因が自分にあると特定されれば「家族崩壊につながる」と恐怖を感じ、ためらう男性もいます。その思いを明かされた妻の気持ちとは。妊娠に向き合う家族の今を追いました。(朝日新聞記者・山本恭介、福地慶太郎、見市紀世子)

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