「甲子園優勝」記者が忘れない木内監督の「教え」 愛あるせっかち

井上 翔太
朝日新聞スポーツ部記者

監督時代の思い出を語る木内幸男さん

 この夏、全国高校野球選手権大会は「第100回」の大きな節目を迎えます。常総学院(茨城)のメンバーとして、2003年夏の甲子園で全国優勝を経験した私は先日、当時の木内幸男監督(86)との対談会に、高校の先輩で元巨人の仁志敏久さんらと一緒に参加させてもらいました。人前で話すことは、あまり得意ではない記者…。何日も前から緊張していましたが、それを解きほぐしてくれたのも、木内監督のある教えでした。

続きを読む