中国はお年玉もキャッシュレス 10億人使うアプリ、生活を一変

rong zhang

WeChatで贈る紅包(お年玉)、「88元」は縁起がいいとされる

 中華圏の旧正月、春節が2月16日から始まっています。中国社会にとっては、まさに「犬年」の始まり。日本でも、年始のあいさつが交わされていますが、コミュニケーションツールとして中国版LINEのWeChat(微信)の存在感が年々大きくなっています。いまや10億人近くが利用するWeChatは、スタンプによるあいさつのほかにも、お年玉を送れるサービスがあり、運営会社によると、今回は7億人弱が使用。ビジネスシーンでの活用や決済機能の充実もめざましく、中国の社会インフラといっていい存在です。日本人にとっても、中国旅行での必需品になりつつあるWeChat。オンラインの新たな習慣や伝統が中国で形成されています。

続きを読む