「本当に浅はかだった」広島・赤松選手、がん闘病を発信し続ける理由

水野 梓

2017年のカープ連覇。シーズン中の出場はならなかったが、菊池涼介選手と肩を組んでファンにあいさつした=2017年9月18日、甲子園球場

 広島カープの赤松真人選手(35)が、前例のないがんからの1軍復帰を目指しています。「2人に1人ががんになる」と言われても、どこか他人事だったという赤松選手。がん治療についての取材をできるだけ受け、病気について発信を続けています。「独りで乗り越えていくにはつらい病気」ということが、誰よりも身にしみた日々。それでも1軍をめざす理由を聞きました。

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