カシス男子なぜ増えた?データが語る「平成お酒事情」激変一杯目市場

篠 健一郎

深夜のJR新宿駅で酔いつぶれたサラリーマン風の男性=1994年12月

 忘年会シーズン真っ盛り。来年で30年になる平成の経済の浮き沈みの中で、お酒の飲まれ方も大きく変わりました。「1杯目市場」の覇者だったビールの没落。甘いお酒大好きなカシス男子を生んだ「子どもの舌」。データには表れにくい日本酒ブームの実像。世界20カ国以上のお酒を飲み歩いたという「酔っぱライター」の江口まゆみさんと振り返ります。

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