カメラマンが「シュレッダーの山」を撮った理由 子育て相談の「跡」

遠藤啓生撮影

 子育てに悩む親の相談を受ける電話窓口がある。受話器からもれる不安の声を書き留めたメモ用紙は、相談が終わればシュレッダーへ。優しい色の電球の光に照らされた紙の山は、張り詰めていた親の気持ちがほどけた跡のように見えた。(朝日新聞映像報道部記者・遠藤啓生)

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