トランプタワーに潜入 ライフルで守られた「黄金の城」で見たものは

「トランプ旋風」のルーツを垣間見ました。

藤田 直央
朝日新聞編集委員

トランプタワー正面。5番街の路側帯から柵が4重に並ぶ=2月

 米国のトランプ大統領が就任して1カ月余り。「トランプ旋風」のルーツともいえるニューヨークのトランプタワーは今、どうなっているのだろう。安倍晋三首相も訪れたノッポビルに2月下旬、足を運んだ。ライフルを持った警官が警備する「黄金の城」の売店には笑えないグッズが並び、「ちょっとめいる」金色の壁が出迎える。そこは「格差と期待」の象徴だった。(朝日新聞政治部専門記者・藤田直央)

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