熱心な部活動、長時間労働の「温床」に…3千円払うから「休ませて」

遅くまで続く部活の練習…その中学校教諭は「長時間労働の温床になっている」と話した

 とある週末。その中学校教諭と会う約束は「午後」だったが、結局、夜になった。「今日も部活動の関係でいろいろあって……。部活は問題が多すぎます。長時間労働問題として伝えてください」。神奈川県の公立中に勤務する20代の男性教諭は注文したカフェオレに口もつけず、「ブラック部活」の業務実態を一気に話し始めた。電通の過労死問題で、長時間労働が問題視される中、学校の教員からも悲鳴が上がっている。(朝日新聞編集委員・中小路徹)

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