隠される保育事故「裁判しても意味がない」 親たちが署名に走る理由

仲村和代
朝日新聞社会部記者

署名活動をする須田博美さん=8月下旬、東京・上野

 万が一、保育事故が起きてしまったら――。原因についての調査や、再発防止に向けた取り組みが進むと思うのではないでしょうか。ところが、実際には多くの遺族が「何が起きたのか」を十分に知らされることがないまま、苦しみ続けてきました。何があったかを明らかにし、再発防止のための策を進めたい。そんな思いで、遺族たちが署名活動に取り組んでいます。(朝日新聞社会部記者・仲村和代)

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