小6で母自殺、バイトして進学…だからこそ言いたい「見えない貧困」

清川卓史

子どもの貧困対策センターあすのば事務局長の村尾政樹さん

 経済的な理由で進学をあきらめなくてはいけなくなった高校3年生の女子生徒が「貧困の現状を知って」とあるイベントで訴えました。それをNHKがニュース番組で紹介しました。放送後、「捏造だ」「本当の貧困ではない」などの批判や中傷がネット上で相次ぎました。いったい貧困とは何なのでしょうか? 小学校6年生のとき母を自殺で失い、奨学金とアルバイトで進学、いま子どもの貧困対策センター「あすのば」事務局長を務める村尾政樹さん(26)に聞きました。

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