「注目される計算なんてなかった」 和合亮一さんが残そうとした絶望

藤崎麻里

被災地を上空から眺める和合亮一さん=2013年5月18日、南相馬市沖上空で

 震災後、毎晩放たれる福島からのつぶやきが注目を集めました。ツイッター詩人ともいわれる和合亮一さん(@wago2828)です。孤独と恐怖と向き合った言葉は他のアーティストも引き継ぎ、新たな作品も生まれています。ツイッター誕生から10年。「絶望的な状況」からSNSの新たな可能性を提示した詩人は、今も発信を続けています。

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