近大こんどはブリ ウナギ・ナマズでもなく…なぜ? 丼市場に参戦

近大ウナギ味のナマズで一躍話題になった近畿大学の有路昌彦准教授が、こんどはブリで夏のこってり丼市場を狙います。「代替魚を食べてもらい、絶滅危機にあるウナギを守る」目標は全く同じだといいます。イチオシ商品というブリ焼き肉丼とブリカツサンドを試食させていただき、狙いを聞きました。

西村悠輔

マグロ、ナマズと来て、今度はブリに取り組む近大。勝算はあるのか?

 昨年、話題になった近畿大学発の「ウナギ味のナマズ」。あの研究を主導してきた近大農学部の有路昌彦准教授が、こんどはブリで夏の「こってり丼」市場を狙っています。ブリは冬が旬で、特有の青魚臭さが苦手な人が多いといわれますが、最新の冷凍加工技術や味付けの工夫で、そうしたデメリットを克服したそうです。なぜブリなのか。狙いを聞きました。

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