ドクター・中松、絶体絶命! 余命宣告で選んだ「楽しくて難しい道」

 数々の奇想天外な発明で世の中を沸かしてきたドクター中松氏(87)。その彼がいま、正真正銘の「命をかけた発明」に全精力を注いでいます。自身が患う「前立腺導管がん」の治療法です。「この発明ができなかったら、私は今年末に死ぬんです」

長谷川健
withnews編集部

自らが発案した東京五輪エンブレムを手にするドクター中松氏=長谷川健撮影

 数々の奇想天外な発明で世の中を沸かしてきたドクター・中松氏。その彼がいま、87歳にして初めての「命をかけた発明」に全精力を注いでいます。自身が患う「前立腺導管がん」の治療法です。「この発明ができなかったら、私は今年末に死ぬんです」。ノーベル賞の発表を目前に控え、10年前にイグ・ノーベル賞に輝いた「世界の発明王」が語った言葉は――。

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