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〝さるかに合戦〟新キャラ登場! 「お前のじいちゃん…って本当?」

人だ!

小山コータローさんのマンガ「カニの友」
小山コータローさんのマンガ「カニの友」
知らん役割あった……。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「カニの友」

小山コータローさんの漫画「カニの友」
小山コータローさんの漫画「カニの友」

じいちゃんのパワーの源

たびたびXでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ、「じいちゃんの思い出」を聞いてみました。

じいちゃんの思い出話…僕のおじいちゃんはすでに二人とも亡くなっている(肉体も魂も完全に)のですが、偶然にも名前が同じ「ヨシノリ」なんですよね。

父方も母方もヨシノリということはうちの両親が若い頃

「僕の父はヨシノリっていうんだ」 「えっ!あたしのお父さんもヨシノリなのよ!」

『ヒェ~~~~!!なんてこった~~~~!!』

「結婚しよう」 「はい…」

みたいなノリの可能性があってめちゃくちゃ嫌ですね。今度聞いてみます。これはコラムでも書いた記憶がありますが、父方のおじいちゃんは僕が子供の頃にカミキリ虫を自分の服にかみつかせ、笑顔で僕の方を見ながら思い切りカミキリ虫の胴体を引っ張り、頭だけ服にのこしてブローチにするというギャグを好んでいました。

母方のじいちゃんはとても長生きで102歳まで行きました。90歳超えてもハンバーガーとコーラを好んでいた記憶があります。

これもコラムで書いたかな?母方のじいちゃんが亡くなったときには、老人ホームまで両親と一緒にいってベッドに横たわる小さくなったじいちゃんを見て「昔TVでよくやっていた人魚のミイラくらい小さい」と思った記憶があります。

100年以上も生きたそのパワーがこの小さな身体に宿っていたと思うと不思議ですが、老人ホームの壁をみたところ「99歳おめでとう!」や「100歳おめでとう!」という、誕生日に職員さんが作ってくれたであろう素敵に装飾された写真が飾ってありました。そのうちの1枚は、ファイティングポーズをとるじいちゃんの周りに、綾瀬はるかさんの切り抜きがたくさん貼られていました。

「これがパワーの源か」と思いましたね。

僕も100歳の誕生日を未来の老人ホーム(銀色でちょっと浮いている)で迎えたら、職員の火星人達に、僕のファイティングポーズの写真の周りに綾瀬はるかさんの末裔の写真を飾ってもらうようにします。

<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やXで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』(扶桑社)発売中。Xアカウントは@MG_kotaro

   ◇
漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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