ネットの話題
お弁当の「おかずカップ」、海苔だから食べられます ゴミも出ません
販売しているメーカーを取材しました
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販売しているメーカーを取材しました
お弁当におかずを詰める際に使われるプラスチック製のカップ。おかずの仕切りとして使われることが多いですが、このカップを海苔で作ることでそのまま食べられるようにした商品が、SNS上で注目を集めています。販売しているメーカーを取材しました。
お弁当グッズを取り扱うネットショップ「アネストショップ」。
そこで販売されているのが、「のりカップ」シリーズです。
お弁当の中でよく見かけるカップを海苔で作ったもので、そのまま食べることができます。
よく見かけるフラワータイプだけでなく、小判タイプなど全5種類をラインナップ。
同じ形が60個セットになったものや、アソートセットなどが販売されています。
先日、この商品がSNS上で紹介されると「子どものお弁当に大活躍しそう」「すごいアイデア。ゴミもでないし」といったコメントが寄せられ、話題になりました。
「海苔を扱う業者さんと話す中で、カップ型の海苔のアイデアが出て商品化しました」
そう話すのは、有限会社アネストの社長・宮田雅章さんです。
もともとお弁当の中で使われるプラスチック製のカップや、シュークリームの下に敷くペーパーなどを作っているアネスト。
20年ほど前にのりカップを開発し、当初はレストランや旅館向けに販売していました。
ラーメン店でのりカップに魚粉をのせて提供するなどしたところ好評で、「業務用以外にも販売してほしい」との声が寄せられ、ネットショップをオープンすることに。
「お弁当グッズも売っていますが、実はのりカップを売るためにネットショップを始めたんです」
問屋を通じて台湾やシンガポールなどにも輸出されているというのりカップ。
話題になったことについて、宮田さんはこう話します。
「一般の方の投稿がきっかけで注目を集めて、注文も普段の倍くらい入っており、ありがたいかぎりです。これからも喜んでいただける商品を提供していきたいです」
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