ネットの話題
アイスの代わりに「あんこ」をドン! 「そのまんまあんこ」が話題に
開発の経緯を聞きました
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開発の経緯を聞きました
千葉市にあるイオン稲毛店で販売されている「そのまんまあんこ」がSNS上で注目を集めています。アイスやソフトクリームで使われるコーンに「あんこ」をのせた商品です。開発の経緯を聞きました。
イオン稲毛店に8月1日にオープンした「紫あん」。
テイクアウトを主体としたファストフード業態で、「大判焼」が看板商品です。
お店のコンセプトは「おいしいあんこを食べてほしい、ただそれだけの想い」。
純粋にあんこの美味しさを追求し、十勝を中心に北海道から集めた素材を店内の釜で炊き上げ。
小豆本来の風味が引き立つ、甘さを控えたつぶあんに仕上げているそうです。
そんなお店で販売されているのが「そのまんまあんこ」(税込み150円)。
アイスやソフトクリームで使われるコーンに「あんこ」をのせた商品です。
SNSで紹介されると「この手があったか」「最中ですやんこれ」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。
「誕生のきっかけは試食会での社長の提案でした」
そう話すのは、紫あんを運営するイオンイーハートの広報担当者です。
プロジェクト責任者がソフトクリームの販売について説明したところ、「それでは普通のお店になってしまう」と社長。
「いっそのこと、コーンにあんこをのせてみては?」との提案があったそうです。
あんこをジェラートのように山型にのせる商品なども試作。
コーンの先までたっぷりあんこを入れることにこだわった結果、現在の仕様になったそうです。
売れ行きは毎週80個ほどで、「コーンが最中みたいで嬉しい」「あんこの量が見た目より満足感がある」といった声が寄せられているそうです。
名前が似ている「そのまんまあんこアイスバー」(税込み150円)という商品もあり、こちらは自家製つぶあんに何も足し引きせず凍らせてアイスバーにしたものです。
「純粋にあんこの美味しさを味わえるアイスバーで、気軽に歩きながらでも食べられるのでオススメです」。
他にも、飲むつぶあん「あんあん」などがあり、今後は季節限定商品なども展開していく予定だといいます。
そのまんまあんこが注目を集めたことについてはこう話します。
「話題になるとは思っておらず、とてもうれしいです。皆さんのコメントを楽しく読ませていただき、開発メンバーもとても喜んでいます。小さいお子さんから、学生さん、大人まで、幅広い世代の方に気軽にご利用いただけると嬉しいです」
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