ネットの話題
ベビーカーに乗らなかった娘 10歳になって明かした理由に喜んだ母
ツイートが注目を集めている母親に話を聞きました
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ツイートが注目を集めている母親に話を聞きました
幼いころベビーカーを嫌がっていた娘。10歳になって理由を知った母は思わずうれしくなりました――。そんなツイートが注目を集めている母親に話を聞きました。
「『ベビーカーには絶対乗らない』とばかりに大暴れする子でした」
昆布ち(@mogmog11032)さんは、今年10歳になった娘についてそう振り返ります。
散歩のたびに乗せようと試みましたが、ぐずられると可哀想になって、すぐ抱っこに切り替えていたそうです。
自分で歩けるようになってからは、誰も乗っていないベビーカーを押しながら我が子を追いかけるのが大変に。
道路に飛び出しそうになったり、自転車や歩行者にぶつかりそうになったり。
途中でベビーカーを置いて帰ろうかと思ったことが何度もあり、1歳半の時にリサイクルショップに売りました。
乗りたがらない理由については「きっとこういう乗り物は好きじゃないんだろうな」ぐらいにしか考えていませんでした。
先日、娘と一緒に外出していたらベビーカーに乗ってる赤ちゃんを見かけたそうです。
「あなた、ベビーカーを嫌がって乗らなかったのよね。覚えてる?」
娘にそう話しかけると「ガタガタ揺れるのが嫌だった」と教えてくれました。
そして「もう一つの理由」を聞いて、驚いてしまったといいます。
「ママの抱っこがあったかくて好きだったの」
まったく予想していなかった理由で、「そんな小さいころのことを覚えてるんだ」とビックリしたそうです。
思い返してみると、抱っこ紐を嫌がることはなかったし、ぴったりとくっついてよく眠ってくれました。
4歳くらいまでは、ねだられては抱っこをしていたなぁ。
腰や肩、背中を痛めながらも抱っこしていて良かったなぁ。
そんなことをしみじみ思ったそうです。
乳幼児の頃、ベビーカーには絶対乗らない!と大暴れするのでほぼ荷物積むカートと化してたって話を10歳の娘にしたら「ガタガタ揺れるのが嫌だった。ママの抱っこがあったかくて好きだった」と言われて当時腰と肩と背中を痛めながら抱っこし続けた私の魂が浄化されました。𝐵𝐼𝐺 𝐿𝑂𝑉𝐸 …
— 昆布チッチ (@mogmog11032) October 28, 2022
10月下旬、ベビーカーのことをツイッターでつぶやくと、多くの反響が寄せられました。
「私の魂も浄化されました」「泣きそうになっちゃいました」「この手の育児の答え合わせエピソード大好きです」
子育て中、もしくは子育てを卒業した人たちからの共感や驚きのコメントがうれしかったといいます。
最近、娘に対して日常生活で親として手伝えることが減り、成長を実感。
年齢より大人だなと感じることも多く、母娘でお互いに悩み相談する間柄になりました。
現在子育て中の人たちには、こう伝えたいといいます。
「楽しいことばかりじゃないけれど、自分が楽しく感じられるようにしていきたいですね」
これからも「甘えさせること」と「甘やかし」をしっかり見極めて、子育てに臨んでいくとのことでした。
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