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連載

#126 #小山コータローの4コマ劇場

ネッシーはどこ? 写真を撮った友人、自慢げな「どう?」にダメ出し

どう?

小山コータローさんの漫画「ネッシーの距離」
小山コータローさんの漫画「ネッシーの距離」
ネッシーはどこ…。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、月曜日、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「ネッシーの距離」

小山コータローさんの漫画「ネッシーの距離」
小山コータローさんの漫画「ネッシーの距離」

腹ペコ黒髪天然丸眼鏡ツインテール研究者

たびたびツイッターでも話題になるギャグ漫画作家の小山さん。小山さんに「未確認生物への思い」を聞いてみました。

未確認生物への思い、これは実は1匹だけ強い思いがあります。

 皆さんはモノスという未確認生物のことを知っていますか?(モノ・グランデとも言ったりするらしいですが)

このモノスという未確認生物は、僕が知っている限り「未確認生物史上最も至近距離で真正面からはっきりと写真に撮られてる」のです。

見た目はデカい猿なので、現地の言葉で「デカい猿」でモノ・グランデというらしいです。

もう、じゃあ猿なんじゃないかと思いました。

しかもその写真は死体なんですけど、ちゃんと顔が見えるように木箱に座らされて、顎の下につっかえ棒いれられて写真撮られてるんです。

こんなに確認されてるのに、未確認生物と言われてるモノスを見つけたとき僕の心は鷲掴みでした。

しかも見つけた時のエピソードが好きなんですよね。記憶は曖昧ですが、確か森を探索してた研究者が、2匹のモノスを見つけたら、急に石を投げられるんです。

それに応戦して、1匹の命を奪ってしまうんですけど「これは未確認生物だ!」と思い、写真を撮って「持ち帰るにはデカいな…食べよっか…」との事で食べちゃうんです。おちゃめ腹ペコ研究者でした。

そこで、証拠のために頭蓋骨だけ持って帰るんですよ。怖い発想ですよね。

しかも、その頭蓋骨を持って帰る途中でなんかアクシデントがあったのか壊しちゃったんですって。で、壊れちゃったから捨てちゃったんですって。

可愛くないですか?

たぶんウエストポーチに入れてて、帰る途中で転んで割っちゃったんだと思います。

これはとてもおっちょこちょいです。腹ペコ黒髪天然丸眼鏡ツインテール研究者だったんです。

登場キャストがデカい猿とおっちょこちょいしかいないのに、写真だけ記念撮影くらいはっきり残されてる。そんなモノスが僕は大好きです。

ちなみに昔、好きすぎて「モノスグランデ」というユニットで活動したり、未だにメールアドレスの一部に入れたりしています。

はやくネッシーやビッグフットに肩を並べるUMAになって欲しいですね。

<こやま・こーたろー>
 漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やTwitterで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍「デリシャス・サンド・ウィッチーズ」(扶桑社)発売中。Twitterアカウントは@MG_kotaro

   ◇

 漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回(月曜日)、withnewsで配信していきます。
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