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主電源、玉ねぎ、愛人… 怖くて「切れない」ものを集めた麻雀牌誕生
考案者に開発の経緯を聞きました
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考案者に開発の経緯を聞きました
麻雀牌をモチーフにしたカプセルトイ「切れない危険牌」が発売されました。怖くて切れないものとして「主電源」「玉ねぎ」「愛人」など全14種類がラインナップされています。考案者に開発の経緯を聞きました。
6月29日に、ブシロードクリエイティブのオリジナルカプセルトイブランド『TAMA-KYU(たまきゅう)』から発売された「切れない危険牌」(1回300円)。
世の中に存在する怖くて「切れない」ものを麻雀牌に記した商品で、全14種類は以下の通りです。
・主電源
・大見得
・玉ねぎ
・堪忍袋
・長電話
・命綱
・愛人
・身銭
・穴馬
・単位
・腹
・首
・指
・縁
実はこの商品、2021年10月に発売された『切りたい麻雀牌』に続く、麻雀牌モチーフの第2弾。
前作は「元カレ」「前髪」「営業電話」など、麻雀で不要な牌を選んで手放す「切る」という行為にかけて「切りたい」ものを集めました。
今作は反対に「切れない」ものを14種類集めています。
発案の経緯について、企画を手がけたコンテンツスタジオ CHOCOLATE Inc.のプランナー・フロクロさんはこう説明します。
「『何か続編を』というお話があって制作しました。前回切りたいものは出し尽くしてしまったので、じゃあ今度は『切れないけど持っておきたいもの』だろうか……などと考えていたのがきっかけになりました」
切れないものとして真っ先に浮かんだのは「主電源」だったそうです。
「もう、パソコンとか、毎日データ作業が中心なのでうかつに切れないです。『穴馬』とかは私自身がたまに競馬をやるので実感を伴った切れない牌なのですが、果たして伝わるのかと悩んだ末に採用しました。お気に入りの牌でもあります」
同じくCHOCOLATE Inc.所属の白武ときおさんと一緒にアイデア出しをしましたが、どれを採用するかは最後までかなり悩んだといいます。
オススメの使い方については、こう話します。
「お守りにしてみたり、集めた牌を使い独自ルールで遊んでみたりするのも良い気がします。触った感じが本物の牌そっくりなので、ぜひ確かめてみてください」
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