ネットの話題
めくっても、めくっても、肉肉肉… 薄切り「ローストビーフの付箋」
考案者に話を聞きました
ネットの話題
考案者に話を聞きました
まるでローストビーフを薄切りするように1枚1枚はがして使えます――。そんな「付箋」が注目を集めているプロダクトデザイナーに話を聞きました。
「『ローストビーフの付箋』を作ってみたら、作業デスクがただの肉の楽園と化した」
今月11日、そんな文章とともに2枚の画像がツイッター投稿されました。
写っているのは、1枚1枚にローストビーフの肉の断面がプリントされた付箋の塊。
両面に肉の断面がプリントされているため、はがす様子はまるでローストビーフをカットしているかのようです。
実際にパソコン周辺にたくさん貼っている使用例も投稿されていて、見ているだけでおなかがすいてしまいそうです。
この投稿に対して、「何と肉々しい」「夜の10時くらいに苦しんでる上司にあげたい」といったコメントが寄せられ、いいねは12万を超えています。
「ローストビーフの付箋」を作ってみたら、 作業デスクがただの肉の楽園と化した pic.twitter.com/qKYc9CiSg9
— ゐずみ / wizumi (@Monyaizumi) March 11, 2022
「あくまで作品として投稿したものになります。商品化についてはまだ検討段階です」
そう話すのは、発明家でプロダクトデザイナーの、ゐずみ(もにゃゐずみ)さん。
パソコン画面に表示されるエラーの警告を印刷した「エラートランプ」や、創作漢字などを発表して話題に。
自身が運営するネット上のオリジナル雑貨店「MONYA」で、オリジナルグッズの販売もしています。
ローストビーフの付箋を思いついたきっかけについては、こう説明します。
「ビュッフェに行った際、コックさんの手によってローストビーフが1枚1枚薄切りになっていく様子を眺めていて思いつきました」
プリントされている肉の断面は、すべて同じ柄とのこと。
美味しそうかどうか、食欲をそそるかどうか、という点を重視して選んだそうです。
「もし商品化した際は、やたらめったらいろんなところに見境なく貼って欲しいですね」
話題になったことについてはこう話します。
「深夜の時間帯に阿鼻叫喚の嵐になったのが印象的でした。目的達成です」
1/2枚