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初詣で「ドーナツ100個食べたい!」 父が息子の夢をかなえました

極小サイズのドーナツを大量に作りました

100個揚げた極小ドーナツ
100個揚げた極小ドーナツ 出典: 大村卓さん提供

目次

 初詣で「ドーナツ100個食べられますように」と願った息子。父親は3Dプリンタで型を制作し、極小サイズのドーナツを大量に作りました。完成までの経緯を聞きました。

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きっかけは初詣


 ドーナツを作ったのは、プロダクトデザイナーの大村卓さん。

 生活雑貨などのデザイン開発を行いながら、様々なアイデアの断片をツイッターで発信しています。

 今月2日、保育園児の次男が初詣で「ドーナツ100個食べられますように」と願ったことを聞きます。

 初詣とはそういうことを願うものではないとは思いつつ、「食欲が前面に出ていて子供らしい」と帰宅後すぐに制作。

 通常の大きさでは100個も食べられないため、極小サイズで自作することにしました。

 普段から3Dプリンタでものづくりをしており、過去にも何度かクッキーの型を作ったことがあったため、15分ほどで型が完成したそうです。

 「抜いた生地を型から外すのが大変で、一つ一つ箸の先でつついて外しました。最初は1個ずつ揚げてみましたが、手間がかかりすぎるので天ぷらのかす揚げに10個ほどずつ乗せて揚げました」

 極小ドーナツはちょうど100個、他にも通常サイズや中型サイズも数個揚げたそうです。

次男の感想は


 いざ食べた次男の感想は「普通にうまい」。

 一度にわしづかみで何個も口に放り込んでいたそうですが、三兄妹で分け合ったため100個は食べられなかったようです。

 制作の経緯をツイッターに投稿すると、「ヤングドーナツを爆買いしたのかと思った」「めっちゃその型が欲しくなりました」といったコメントが寄せられ、いいねは1万7千を超えています。

 話題になったことについて、大村さんはこう話します。

 「ありがたいです。たぶん息子はこんなドーナツじゃなくて普通のドーナツが食べたいはずなので、今度買ってやろうかなと思います。2個くらいは」

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