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ネットの話題

かき氷なのに「カツオの頭」! 植木鉢で提供、目玉はフエラムネです

かき氷「かつおのあたま」誕生の経緯を取材しました。

かき氷「かつおのあたま」
かき氷「かつおのあたま」 出典: 藤枝市陶芸センター提供

目次

 静岡県にある陶芸体験施設で提供されているかき氷「かつおのあたま」が、ツイッター上で注目を集めています。誕生の経緯を取材しました。

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カツオの頭部をかたどったかき氷


 「かつおのあたま」は、その名のとおりカツオの頭部をかたどったかき氷です。

 使っているシロップは3種類。ブルーハワイで背中側の部分を青くしてあり、腹側はみぞれで透明に、口と背びれはイチゴで赤くしています。

 カツオらしさを感じさせる最大のポイントは目玉の部分で、フエラムネの穴の部分にチョコチップを挟んでいます。

 ツイッターで紹介されると、「食べたい」「いろんなことがどうでも良くなってきた」といったコメントが寄せられて話題になっています。

目玉の部分で、フエラムネの穴の部分にチョコチップを挟んでいます
目玉の部分で、フエラムネの穴の部分にチョコチップを挟んでいます 出典: 藤枝市陶芸センター提供

藤枝市陶芸センターに聞きました


 「かつおのあたま」を提供しているのは、静岡県藤枝市にある藤枝市陶芸センター。

 中山間地域にある陶芸体験施設で、夏場の7月1日から8月31日まで、かき氷を販売しています。

 3年ほど前から発売しているという「かつおのあたま」の考案者・センターママさんは、きっかけについてこう話します。

 「小学3年生の男の子が陶芸でカツオの頭部を作っていたんです。スーパーで見かけたのを再現したそうで、これは面白いなと思い、かき氷にしてみました」

 整形するのが意外と難しく、失敗するとウツボやヘビのように見えてしまうこともあるといいます。

コロナで県内在住者限定


 かき氷のラインナップは以下の4種類で、価格は税込み600円。いずれも植木鉢で提供されている点が特徴です。

 ・「牧場」=地元の茶匠が手がけた本格抹茶をぜいたくに使用

 ・「大地」=チョコ味の部分が土のようで、見た目が植木鉢

 ・「ミルクん」=犬の顔をかたどったミルク味

 ・「おまかせ」=その日のスタッフによって変わり、センターママさんが担当する日に「かつおのあたま」が登場

かき氷「牧場」
かき氷「牧場」 出典: 藤枝市陶芸センター提供
かき氷「大地」
かき氷「大地」 出典: 藤枝市陶芸センター提供
かき氷「ミルクん」
かき氷「ミルクん」 出典: 藤枝市陶芸センター提供


 一番人気は「牧場」ですが、ツイッターで話題になったことで「かつおのあたま」を指名して注文する人が増えているそうです。

 「ご提供できるのは私が担当する日なので、事前にお電話で確認していただけると確実です」とセンターママさん。

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、現在は陶芸体験もかき氷も県内在住者のみに限定しているそうです。

 「今年の夏は難しいかもしれませんが、コロナが収まったらぜひお越しください。そしてかき氷だけでなく陶芸も楽しんでくださいね」

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