ネットの話題
たべっ子どうぶつが保存食に みんな防災グッズ着けてるのにワニは…
「厚焼きたべっ子どうぶつ」とはどんな商品なのか?
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「厚焼きたべっ子どうぶつ」とはどんな商品なのか?
動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」のギンビスと、長期保存食「IZAMESHI(イザメシ)」を手がける杉田エースのコラボ商品が先日、ツイッター上で注目を集めました。「厚焼きたべっ子どうぶつ」誕生の経緯を聞きました。
動物の形をしたビスケットに英語で名前が印字された、たべっ子どうぶつ。
1978年に発売されてから、おいしく楽しく英語が学べる「親子のコミュニケーションビスケット」として今も愛されています。
そんなロングセラーの長期保存食が「ギンビス×IZAMESHI 厚焼きたべっ子どうぶつ」です。
IZAMESHIは、杉田エースが展開する「食べない備蓄食から、おいしく食べる長期保存食へ」をコンセプトにしたシリーズ。
災害時の非常食としてはもちろん、忙しい朝や料理に1品加えたいとき、海外旅行や登山、キャンプといったアウトドアシーンなどでも活用できます。
厚焼きたべっ子どうぶつの賞味期限は製造日から5年。
内容量は120gで、標準小売価格は税込み475円です。
卵不使用のため卵アレルギーがあっても安心して食べることができます。
「本家」と比べると厚焼きビスケットで、採用されている動物の形は全47種類。
本家よりも1種類多く、「コアラ」が追加になっています。
コラボを持ちかけた杉田エースの広報担当者は、理由をこう説明します。
「IZAMESHIはごはん、おかず、デザートまでラインナップが豊富ですが、『おかし』はフルーツドロップとチョコバーの2商品しかありませんでした。保存食として乾パンのように、ある程度おなかを満たすことができるものがあったら良いと思って商品化することにしました」
長年愛され、多くの人に知られているたべっ子どうぶつであれば、災害時にホッとできる存在になるのではないか、という思いがあったそうです。
パッケージのイラストには、おなじみの動物たちが登場。
本家と同じ並びですが、ヘルメットや頭巾などの防災グッズを身につけています。
よく見ると、なぜかワニだけが頭に何もかぶっていません。
その理由については、こう話します。
「ワニがかぶってしまうと他の動物と重なってしまうためです。それにギンビスの担当者様とお話しする中で『ワニは外皮が固いので、ヘルメットをかぶる必要はないのでは』ということになりました」
発売から4カ月近く経ってからツイッターで話題になったこの商品。
注目を集めたことについては「たべっ子どうぶつが多くの人に愛されていることをあらためて感じました」とのこと。
日常から自宅で利用している食品を多めに備え、消費した分だけを買い足し、常に一定の食料を備蓄しておく「ローリングストック」という言葉も浸透しつつあります。
なかなか食べる機会が少ない保存食ですが、「IZAMESHIをきっかけに前向きにとらえていただければと考えています。そしていざというときに困ったということが最低限になりますと幸いです」と話していました。
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