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巨大シウマイ、割ったら中に22個も入ってた! 崎陽軒が新商品発売
崎陽軒が発売した直径11.5cm、高さ10cmの巨大な「シウマイ」です。
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崎陽軒が発売した直径11.5cm、高さ10cmの巨大な「シウマイ」です。
崎陽軒が発売する直径11.5cm、高さ10cmの巨大な「シウマイ」。その中には一口サイズの「昔ながらのシウマイ」が22個も入っています。誕生の経緯を取材しました。
崎陽軒が7月1日から販売する「おうちでジャンボシウマイmini」。
一見すると巨大な1個のシウマイですが、その中には一口サイズの「昔ながらのシウマイ」22個が入っています。
外側の生地もシウマイのあんで作られているため、中身同様においしく食べることができます。
価格は税込み3500円で、通販では冷凍品、一部店舗では冷蔵品を予約販売します。
公式サイトで発表されると、ネット上で「夢が詰まってる」「ネーミングの矛盾がおもしろい」といった反響が寄せられています。
なぜジャンボシウマイminiなのか? その理由はすでに「ジャンボシウマイ」が存在しているからです。
ジャンボシウマイを提供しているのは、横浜駅東口にあるレストランや宴会場を備えた崎陽軒本店。
ケーキカットのように大きなシウマイをカットすると、中から特製シウマイが出てくるというウェディングや宴会などで人気のメニューです。
中国では「結婚式で桃まんじゅうの中から小さな桃まんじゅうが出てきて、それを列席者に振る舞うことで子孫繁栄、両家繁栄の願いが込められる」という風習があります。
その横浜版、崎陽軒版としてつくったのがはじまりなんだそうです。
miniを発売する理由について、崎陽軒の広報担当者はこう説明します。
「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなか外での集いや記念日などを祝うことができない状況が続いています。こんな時期だからこそ、何か崎陽軒ならではのおいしいサプライズを提供できないかと考えました」
miniの大きさは悩んだ結果、直径11.5cm、高さ10cm、中身は22個に決めたといいます。
「電子レンジで手軽に温めていただけるよう、22個のシウマイが入るサイズとなりました。2人以上の場合は割り切れませんので主役の方が多めに召し上がっていただければ幸いです」
サプライズ用として使えるように、外箱はあえて無地のケーキ箱にしたそうです。
話題になったことについて、「多くの方々に広く知っていただくことができて、大変うれしく思います」と話した上で、こう付け加えます。
「崎陽軒本店でしか味わえなかったサービスが、通信販売で全国でお楽しみいただけます。お客様の食卓にサプライズ感やおいしい思い出をお届けすることができれば幸いです」
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【追記】7月1日現在、想定を上回る注文が入っていて、出荷までに時間がかかっているそうです。
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