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マクドナルドの「スピーディー」って誰? 期間限定で登場中のキャラ
5月末からポテトやドリンクの容器に見慣れないキャラクターが登場しています。
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5月末からポテトやドリンクの容器に見慣れないキャラクターが登場しています。
日本第1号店のオープンから今年で50周年を迎えるマクドナルド。5月末からポテトやドリンクの容器に見慣れないキャラクターが登場しています。「スピーディー」について取材しました。
銀座三越の1階に第1号店をオープンしたのが1971年7月20日。
ハンバーガーという食べ物にほとんどなじみがないところからのスタートでしたが、47都道府県に約2900店舗を展開するまでになりました。
今年で50周年を迎えることを記念して、一部店舗を除いて特別パッケージの展開が始まっています。
ポテトやナゲット、ドリンクや持ち帰り用の紙袋など全15種類で、いずれにも「スピーディー」というキャラクターが起用されています。
頭はハンバーガーのような形で、コック帽をかぶり、右手には「I'M “SPEEDEE”」と書かれた看板を持っています。
特別パッケージが発表されると、「レトロ感が新鮮」「これは買いますね」といったコメントや、「初めて見た」「ドナルドじゃないんだ」といった声が寄せられています。
スピーディーとは何者なのか? 日本マクドナルドを取材するとこんな答えが返ってきました。
「マクドナルドは、カリフォルニア州パサデナにディックとマックのマクドナルド兄弟がオープンした小さなドライブイン・レストランが発祥で、この兄弟によって考案されたキャラクターです」
創成期のマスコットキャラクターだそうですが、誕生年は不明。
現在、アメリカでも通常デザインとしては使用されていないようで、「もしかしたらキャンペーンやグッズなどで利用されている可能性はあります」とのことでした。
今回のキャンペーンが日本初登場というわけではなく、1990年代にマグカップやグラスに、2020年1月には福袋内のオリジナルグッズに使われたそうです。
50周年記念で起用した狙いについては、こう説明します。
「半世紀もの期間お客様にご愛顧いただいたことへの感謝の気持ちをマクドナルドらしく表現することで、お楽しみいただくきっかけにしていただきたいとの思いからです」
「かわいい」「全コンプしたい」といった反響が寄せられているそうで、広報担当者は「アメリカの雰囲気を感じながらお食事をお楽しみいただければ幸いです」と話していました。
特別パッケージは5月末から順次登場し、8月下旬までの予定。ちなみにこのキャンペーンにドナルドが登場する予定はないそうです。
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