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ベビースターラーメンで作った寿司 確かにそうだけど…ちょっと違う
まさかの「ベビースターラーメンで作った寿司」です。
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まさかの「ベビースターラーメンで作った寿司」です。
ツイッターで発表された「ベビースターラーメンで作った寿司」。その意表を突いた表現が注目を集めました。大学の空間演出デザイン学科在学中に制作した作者に聞きました。
先日、「これはベビースターラーメンで作った寿司」という文章とともに投稿された1枚の写真。
シャリの上にベビースターラーメンがのっているのか、それともベビースターラーメンの上に寿司ネタがのっているのか。
そんな想像をしながら画像を見ると、ベビースターラーメンのかけらがいくつか並んでいます。
よく見ると「寿司」という漢字になっていて、「ベビースターラーメンを使って寿司という文字を作った」ということのようです。
この投稿に対して、「いいアイデア」「うん、間違ってない」といったコメントが寄せられ、いいねは33万を超えています。
これはベビースターラーメンで作った寿司 pic.twitter.com/tcWoj8FSEk
— 山 (@___montagne) February 27, 2021
作者はツイッターアカウント「山(@___montagne)」の山月智浩さん。
京都芸術大学の空間演出デザイン学科在学中に作ったものです。
「インスタグラムに上げたら反応が良かったので、ツイッターにも投稿しました。あまりの反響にびっくりしています」
制作のきっかけは、グラフィックデザイナーが開催していたオンラインのワークショップ。
抽選に外れて参加できず、友人が受講するのを隣で見ていたそうです。
ワークショップの中で、ベビースターラーメンを使って文字を作ることに。
友人から分けてもらって、山月さんも挑戦しました。
どんな文字にするか10分ほど考えて、「そういえば寿司たべたいな~」と思い、取りかかりました。
「細かく折ってしまえば簡単ですが、素材の良さをそのまま生かしました。とめ・はねを探して、線の数が文字と違ってもそれらしく見えるところを探し、組み合わせました」
友人からも「めっちゃ寿司やん」と言われ、ワークショップの中でも披露すると評判だったそうです。
「ベビースターラーメンで作った寿司」というひっかけのような文章は、意識せずに思ったままを書いた結果だそうです。
「正式に参加したワークショップではなかったし、デザイナーの方からも許諾を得ていなかったので、あんまり説明すると迷惑がかかるかも、と思いました」
4月からは大手通販会社に就職し、生活雑貨を企画する部署を希望しているそうです。
もともと大学の友人とつながるために始めたというツイッター。仕事をしながら作品づくりは続けて、随時投稿していくつもりです。
「みなさんにクスッと笑ってもらえるものを作りたいです。でも、失言や炎上には気をつけたいと思います」
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