作者の江戸川治さんは、「これまでも思いやり合う母と子を描いた「じょうずな手紙」など、ツイッターなどで発信した漫画がたびたび話題になっています。江戸川さんによると、今回の作品の背景にはある曲がありました。
「平井堅さんの『キミはともだち』という曲から着想を得て、この2人を場面2分割にして全く真逆な成長をさせたらどうかなというところから想像を膨らませて描きました」
つらいときは友だちに頼ること、そして困っている友だちを見たらまっすぐに寄り添うこと、曲でも歌われている映し鏡のような友人関係や、そっと思い合う姿が、作品を通して伝わってきます。
江戸川さんは、今回の作品に多くの反響が集まっていることについて「たくさん感想頂きうれしいです」とコメントしています。
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