ネットの話題
おじいちゃんの「折り紙の万華鏡」 新型コロナで休校中の孫へ手作り
おじいちゃんが孫のために手作りした「折り紙の万華鏡」です。
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おじいちゃんが孫のために手作りした「折り紙の万華鏡」です。
新型コロナウイルスの影響で休校が相次ぐなか、おじいちゃんが孫のために手作りした「折り紙の万華鏡」がネット上で注目を集めています。YouTubeを参考に20時間かけて作ったという作品について取材しました。
今月6日、「学校が休みで退屈している息子にじぃじが折り紙で延べ20時間かけて万華鏡を作ってくれました」という文章とともにツイッター投稿された16秒の動画。
映っているのは何枚ものカラフルな折り紙を使った作品で、上の方をつまんで内から外に開いていくと次々と色が変化し、その様子は万華鏡のようです。
この投稿に対して、「芸術レベル」「じいちゃんめっちゃいい人なんだろうな」といったコメントが寄せられ、リツイートは10万、いいねは46万を超えています。
学校が休みで退屈している息子にじぃじが折り紙で延べ20時間かけて万華鏡を作ってくれました。 pic.twitter.com/gb4ryJOfTH
— mizukyouka (@mizukyouka) March 5, 2020
動画を投稿したのはmizukyoukaさん。折り紙万華鏡を制作したのは父親で、孫であるmizukyoukaさんの息子のために制作したそうです。
「私の息子が小学校休校で退屈するだろうと、4日間で20時間かけて作ってくれました」とmizukyoukaさん。
折り紙自体ほとんど作ることがなかったというじいじ。YouTubeを見て作り方を覚えたそうです。
mizukyoukaさんの息子も「すごい!」と驚いたという今回の作品。
じいじはあまり思っていることを口にするタイプではないそうで、家族たちは「話題になったことで少し気恥ずかしく背中がムズムズしてるのでは」と推測しているそうです。
投稿したmizukyoukaさんは、注目を集めた理由についてこう推測します。
「外出できない中、家の中で子どもたちが何をして過ごせるのか、YouTubeという誰でも見られるコンテンツと、折り紙という昔からの日本人の娯楽、祖父と孫の絆というのが合わさった結果なのかなと」
ツイートをきっかけに、いろんな折り紙作品が投稿されていることについては、「皆さんの作品は拝見させてもらってます。今度父に会ったら見せようと思います」と話していました。