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アザラシの天ぷら? 雪上を転げ回ったら衣がついて…飼育員に聞いた
このアザラシ、もしかしてエビ天なのか?
積もった雪の上を転げ回るアザラシ。体についた雪がまるで天ぷらの衣のようで……。そんな様子を映した動画がツイッター上で注目を集めています。撮影した飼育員に話を聞きました。
雪が降った後にローリングして体が真っ白になるのを見るのが密かな飼育員の楽しみだったりします😉💕 pic.twitter.com/ibi10nr7uy
— アザラシシーパラダイス【公式】 (@aguhiyori) January 2, 2020
北海道紋別市にある「アザラシシーパラダイス」。
親とはぐれるなどしたアザラシを保護するため1987年に作られた施設が母体になっていて、現在はゴマフアザラシのアグ(オス)と日和(メス)の2頭が暮らしています。
話題になっているのは、今月2日にツイッター投稿されたアグを映した動画です。
「雪が降った後にローリングして体が真っ白になるのを見るのが密かな飼育員の楽しみだったりします」という文章が添えられた16秒の動画。
飼育員の合図に合わせてアグが雪の上をゴロゴロと転がると、全身に雪がついて、まるで天ぷらの衣をまとったように見えます。
この動画に対して、「エビの天ぷらみたい」「転がる大福」といったコメントが寄せられ、リツイートは1万5千、いいねは5万を超えています。
「雪とアザラシの組み合わせが好きで撮影したもので、天ぷらという発想はまったくありませんでした」と話すのは、飼育主任の大場亜矢子さん。
今年は例年と比べて雪が少ないため、なかなかこの動画を撮る機会がなかったそうです。
「コメントを拝見していて、みなさんの想像力にビックリしました。盛り上げていただき、うれしい限りです。2月からはアザラシと添い寝できるイベントも企画していますので、ぜひお越しください」
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