連載
#17 どうぶつ同好会
傘をさすアザラシ! ドヤ顔も可愛い水雨ちゃん、好評につき期間延長
新屋島水族館のアザラシが披露した「傘をさす姿」がツイッター上で注目を集めています。
新屋島水族館(香川県高松市)のアザラシが披露した「傘をさす姿」がツイッター上で注目を集めています。どういった経緯で覚えたのか、広報担当者に聞きました。
新屋島水族館で飼育されているゼニガタアザラシの「水雨(みう、推定22歳のメス)」と「海雨(かいう、推定15歳のオス)」。
この2頭の特技は、前脚を使った「傘をさすポーズ」です。器用に取っ手をつかんで、ちゃんと上で開いた状態をキープします。
毎日開催されているアザラシライブで披露しているこのポーズ。
9月末に、水雨が傘をさした写真がツイッター投稿されると、「誰か入っとるやろwww」「会いに行きたい」といったコメントが寄せられ、注目を集めました。
「この技を覚えたのは7年ぐらい前です。飼育員がアザラシとコミュニケーションをとっていたら、近くにあった棒を持つしぐさをしたのがきっかけでした」
そう話すのは、水族館の広報担当者です。
練習してみると、水雨と海雨が棒や板状の看板なども持てるようになったそうです。
梅雨の時期は傘、クリスマスにはリースといった具合に、季節に応じて手にするものを変更。
傘を持つ姿が好評だったため、9月になっても継続していたところ、来園者がその姿を撮影してツイートし、話題になりました。
過去にも新聞やテレビで取り上げられたことがありますが、ネット上で拡散したのは初めてだといいます。
「水雨の芸達者ぶりが広まり、ゼニガタアザラシの魅力が広まったことがうれしいです。季節に応じて手にするものが変わるので、何度見ても楽しめます。ぜひお越しください」
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