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たった4日でお年寄りに… 梅の実で作った「子ども梅」の姿が衝撃的
落ちていた梅の実で作った「子ども梅」。4日後に見たら一気にお年寄りになっていて……。
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落ちていた梅の実で作った「子ども梅」。4日後に見たら一気にお年寄りになっていて……。
落ちていた梅の実で作った「子ども梅」。可愛らしい姿だったのが、4日後に見たら一気にお年寄りになっていて……。そんなツイートが注目を集めています。制作した草花あそび作家に話を聞きました。
今月11日、ツイッターにこんな文章が投稿されました。
添付されている画像には、3体の「子ども梅」が写っていて、いずれもアニメキャラクターのような可愛い表情をしています。
🆕梅の落ちた実で『子ども梅』を作りました。
— inori (@kusabanaasobi) 2019年5月11日
崖の手入れをして、気づくと可愛い梅の実がたくさん落ちていたのでちょっと遊びました。梅の枝には棘のように細くて短い枯れた枝が付いています。剪定の時はこれが痛くて困るのですが、今日はこの小枝を梅の実に刺して手足にできました。 pic.twitter.com/uJnsJgzyrb
この投稿から4日後の15日、同じアカウントがその後についてツイートしました。
添付されている画像には、前回と同じく3体が写っていますが、いずれも水分が抜けてシワシワになっており、まるで一気に年をとってしまったかのようです。
この投稿に対して、「表情が豊か」「老けても可愛い」といったコメントが寄せられ、リツイートは4千、いいねは1万3千を超えています。
先日、落ちた梅の実で作った『子ども梅』さんたちはインターホンの上に並べておいたのですが、今日見たら見事に老けていました…
— inori (@kusabanaasobi) 2019年5月15日
4日ほどで元気なシニア梅になりました。 pic.twitter.com/zD61gaNm72
作ったのは、草花あそび作家で「New草花あそび研究所」所長の相澤悦子さん。
草花あそびを集めた著書「作ってびっくり!かわいい草花あそび」(日本写真企画)や、「あたらしい草花あそび」(山と渓谷社)があります。
初めて作ったという「子ども梅」。きっかけについて相澤さんはこう話します。
「毎年落ちている梅の実を見ては、ビロードのような手触りでなんて可愛いんだろうと思っていました。こんな可愛い実を使って何か作ることができたら、さぞ嬉しいだろうと思ったんです」
手足にした枯れた短い梅の枝を使って、梅の実に穴を変えて目にし、爪で口を作ったそうです。
インターホンのあたりに置いておいたところ、気づいた時にはシワシワに。それを見て思わずツイートしたそうです。
「5日後にはほとんどタネの大きさになっていたので、梅の木の根元に戻しておきました。なんだか情が移ってしまうので、草花あそびで作ったものはいつも土に還しています」
話題になったことについては、こう話します。
「こんなふうに元気に年を取りたいといった感想をいただき、『癒された』『笑った』というコメントは本当に嬉しいです。草花あそびは身近な自然と仲良くなれる素敵な方法です。梅の木の下で青い梅の実が落ちていたら、思い出してください。他にも面白い遊びが見つかるかもしれませんよ」
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