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ずっと草だと思ってた… 明治牛乳のパックに2つの謎、もう一つは?
「明治牛乳」のパッケージに描かれた牛の模様が、ネット上で注目を集めています。
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「明治牛乳」のパッケージに描かれた牛の模様が、ネット上で注目を集めています。
「明治牛乳」のパッケージに描かれた牛の模様が、ネット上で注目を集めています。牛の足元の草をよく見ると、「MEIJIMILK MEIJIMILK MEIJIMILK」という文字で作られているのです。実はもう一つ「秘密」が隠されているのですが、あなたはわかりますか? 広報担当者に話を聞きました。
社名を冠した「明治牛乳」は、長年親しまれている成分無調整牛乳。2011年にパッケージをリニューアルして現在のものになりました。
話題になっているのは、そのパッケージに描かれた牛のイラスト部分です。
足元に草が描かれているのですが、よく見ると「MEIJIMILK」の文字が少しずつ上下にずらして配置されており、草を形作っているのです。
ツイッター上でこのことが紹介されると、「これは草ww」「何て秀逸なデザイン」といったコメントが寄せられています。
実はこのイラスト、もう一つの秘密が隠されています。その場所は「牛の体の模様」です。
こちらもよく見ると、頭に近い部分にアメリカ大陸、しっぽに近い部分に日本列島やユーラシア大陸などが描かれているのです。
明治広報部に理由を尋ねると、こんな答えが帰ってきました。
「牛乳は生活の中に根付いた飲み物です。より親しみをもっていただけるように、決して大げさではなく、気付いた方がニコッと喜んでもらえるような、遊び心をデザインに加えました」
草をアルファベットにしたのは遊び心で、牛の模様を世界地図にしたのは「地球上で人間と牛が良い関係であり続けられるよう願いを込めています」とのこと。
手がけたのはデザイナーの佐藤卓さん。発売18年目を迎える看板商品「明治おいしい牛乳」のパッケージデザインも手がけたそうです。
「ぜひ、明治おいしい牛乳のパッケージにも注目してください。店頭で遠くから商品を見たときは、最低限必要な要素である商品名と白と青の色が良く目立ち、近くに寄るとコップと牛乳の絵柄が見え始め、手に取るとはっきり見える、というふうにデザイン要素が構成されているんですよ」(明治広報担当者)
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