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干支にない「猫」の和菓子がカワイイ 十二支+αで販売した理由とは
十二支の中に存在しない「ネコ」をモチーフにした和生菓子が、ネット上で注目を集めています。
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十二支の中に存在しない「ネコ」をモチーフにした和生菓子が、ネット上で注目を集めています。
子・丑・寅・卯・辰・巳……と続く十二支。その中に存在しない動物「ネコ」をモチーフにした和生菓子が、ネット上で注目を集めています。その名も「干支(えと)に入れなかった猫」です。いったいどのような理由で作ったのか? 札幌の日糧製パンに聞きました。
昨年12月に日糧製パンが製造した干支をモチーフにした和生菓子。2019年の干支である「イノシシ」などをかたどった計12種類が売られていました。
そんな商品と一緒に陳列・販売されていたのが「干支に入れなかった猫」。可愛らしいトラネコの形をしています。
ツイッター上で、この生菓子が紹介されると、「こんなん出されたら毎年買うでしょ」「衝撃的なネーミング」と注目を集めました。
この商品を企画した理由について、日糧製パンの広報担当者はこう話します。
「ネコについては、ネズミにだまされて干支に入れなかったという話があります。お正月を前にそのことを思い出していただけたら、と考えました」
干支にネコが入っていない理由については、神のもとに駆けつけた順番で干支を決める際、ネズミにだまされて間に合わなかったという説があります。
その話を思い出してもらうための企画であって、「担当者がネコ好きだったからというわけではありません」とのこと。
商品名については、ネットで検索してもらうことを想定して、あえてわかりやすくしたそうです。
話題になったことについては、「楽しんでいただけたようでうれしいです。来年も継続できたらと考えています」と話していました。
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