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これこそ「紙」対応! 金沢文庫駅のタイル補修が話題、京急に聞いた
京浜急行電鉄(京急)の金沢文庫駅がツイッター上で注目を集めています。
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京浜急行電鉄(京急)の金沢文庫駅がツイッター上で注目を集めています。
京浜急行電鉄(京急)の金沢文庫駅がツイッター上で注目を集めています。話題になっているのは、階段側面にあるタイルです。はがれている部分を補修するのに、タイルを写真撮影して印刷したものをラミネート加工して貼り付けてあるのです。なぜ、ここまで凝った方法をとっているのか、京急に聞きました。
人気漫画「北斗の拳」にちなんで、期間限定で京急蒲田駅の駅名看板を「京急かぁまたたたたーっ駅」に変えるなど、何かと話題を提供している京急。
そんな鉄道会社のタイル補修の方法が先日、ツイッター上で注目を集めました。
投稿された画像には、はがれている部分を補修するのに、タイルを写真撮影して印刷したものが貼り付けられた様子が写っています。
目地の大きさはほぼそろっていますが、従来は赤茶色なのに、補修部分はモノクロ印刷されているため、意外と目立っています。
この投稿に対して、「ちょっとしたアイデアだけど見栄えが良い」「せめて色を合わせて」「これはこれでおしゃれに見えてくる」といったコメントが寄せられています。
いったいどういった経緯で、このような補修をすることになったのか? 京急広報部の担当者に話を聞きました。
――話題になっているのは金沢文庫駅で間違いないでしょうか
間違いありません。タイルをカメラで撮影して拡大したものをラミネート加工しています。
――なぜ印刷した紙を貼り付けることになったのでしょうか
将来的に大改修が必要かどうかを検討するために穴を開けて壁面内部の調査しており、養生を行っておりましたが、養生材がはがれてしまい、その穴から砂やほこりが落ちてしまったためです。
お客さまの衣類などを汚す恐れがあるため、応急措置として貼り付けました。タイルの色と異なる点については、特に狙いがあるわけではありません。
――一時的な対応なんですね
壁面の改修を予定しているため、一時的なものです。現在は現状修復に向けて次の段階に進んでいます。
――話題になったことについては
駅係員による応急措置がここまで話題になるとは思わず、驚いています。
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