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「花嫁オークション」は差別?ディズニーに署名活動 東京の対応は…
ディズニーランドの人気のアトラクション「カリブの海賊」をめぐって、カリフォルニアのディズニーランドで一騒動が起きています。「花嫁オークション」の場面が女性差別だとして、このシーンを変更を発表したのです。この決定に、署名サイトでは反対の動きが起こり、3万以上の賛同者が集まる事態に。何が問題なのか、そして、日本のディズニーランドへの影響は?
「カリブの海賊」のアトラクションは、船に乗った観客が、海賊に襲われるシーンを体験するというもの。カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドで生まれたと言われ、人気アトラクションの一つとして有名です。
問題となったは、赤毛の女性や村の娘たちがロープでつながれ、海賊を相手に、オークションされるシーンです。
この場面には「オークション 娘たちを花嫁に」(”Auction, Take a wench for a bride”)の横断幕が掲げられていました。
しかし、オークションのシーンは、女性の差別につながるという批判があり、ディズニーランドは変更の決定をしました。
現地の報道では、「花嫁オークション」は「戦利品オークション」になり、オークションに出されるのは、女性ではなく、戦利品の宝飾品や時計になると伝えられています。
今回の変更に対し、アメリカ人は、どう見ているでしょうか。
ディズニーランドの公式ブログには、多くのコメントがついています。
コメントで目立つのは「No」の意見。
感情的な言葉が目に入ります。また反対の理由を書き込む人も少なくありません。
そうした動きを受けて、アメリカの嘆願サイト「change.org」には、変更を取りやめを求める動きも起きています。
中でも、「We Wants To Keep The Redhead!」には、2017年7月14日時点で、3万7千人を超える賛同者が集まっています。
東京ディズニーランド(TDL)でも「カリブの海賊」は人気アトラクションとして有名です。
「花嫁オークション」のシーンは、TDLにもあり、公式サイトの動画でも紹介されています。
果たして、アメリカと同じように変更するのでしょうか?
広報に確認したところ、今のところ、変更する予定はないそうで、変更を検討するかどうかも「未定」とのことです。
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