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「ひとりの聖夜は冷えますから」 丸亀製麺のセール、書き込みが契機
うどん店「丸亀製麺」が、クリスマスに向けて「きよしこの 夜なきうどん」と名付けたキャンペーンを実施します。
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うどん店「丸亀製麺」が、クリスマスに向けて「きよしこの 夜なきうどん」と名付けたキャンペーンを実施します。
うどん店「丸亀製麺」が、クリスマスに向けて「きよしこの 夜なきうどん」と名付けたキャンペーンを実施します。12月24~26日の18時以降、全店で「釜揚げうどん」を半額で提供するという内容です。ツイッター上では「泣いた、行ってこよう」「ほっといてくれよ」と早くも盛り上がっています。なぜクリスマスにうどんが半額なのか? きっかけはネット上の、ある書き込みでした。
「夜なきうどん」とありますが、ひとりぼっちが寂しくて「夜泣き」するという意味ではありません。
丸亀製麺の広報担当者は「夜なきというのは、江戸時代から続く風情ある食文化のことを指します。夜に商人が屋台を担いで、そばやうどんを売り歩くときの鳴り物の音が、鳥の哀愁ある鳴き声に例えられることから呼ばれるようになったものなんです」と説明します。
丸亀製麺では毎年立冬の日を「夜なきうどんの日」と制定し、今年の11月上旬には「肉たまあんかけ」の半額キャンペーンを実施しました。
なぜクリスマスにうどん半額なのか? 広報担当者はこう説明します。
「営業本部長がネット上で見つけた書き込みがきっかけなんです。Q&Aのサイトで『クリスマスに釜揚げうどんを食べてもいいんでしょうか』という質問があったそうです。そこで、チキンや七面鳥、ケーキなどばかりでなく、うどんもどんどん食べてもらえるようにキャンペーンをしよう、ということになりました」
ただのセールとしてではなく、釜揚げうどん1杯につき1円を「赤十字子供の家」に寄付するそうです。
キャンペーンを告知する動画では「丸亀製麺も、クリスマスになにかしたい」「限定3夜だけの、温もりです」「ひとりの聖夜は、冷えますから」といった文言が並んでいます。
広報担当者は「見た方が楽しんでいただけるようにと文章を考えました。釜揚げうどんは丸亀製麺の看板商品で、体も温まります。クリスマスにもぜひ食べてください」と話します。
24~26日に全店で実施しますが、時間は18時以降なのでご注意ください。もちろん、ひとりぼっちの来店でなくても半額になります。割引き後の価格は、いずれも税込みで、並=140円、大=190円、特=240円です。
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