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チーズ爆発「ボンバーさけチー」とは? レア包装の確率や狙いを聞く
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酒のつまみとして定番の「さけるチーズ」。この雪印メグミルクのロングセラー商品に「変わったパッケージがある」とツイッター上で話題になっています。「さける」を通り越して「爆発している」ようにも見えますが、ニセモノや類似品ではありません。社内では「ボンバーさけチー」と呼ばれている、このパッケージ。どれくらいの確率で存在していて、どんな狙いがあるのか? 雪印メグミルクに聞きました。
さけるチーズの前身である「ストリング チーズ」が誕生したのは1980年で、当時の雪印乳業が開発しました。さいたときのサキイカのような形状、シコシコ・キュッキュと弾力性のある食感は当時からの特徴です。
1995年に「さけるチーズ」に名前を変更。定番の「プレーン」「スモーク味」だけでなく、新しいフレーバーも追加してきました。お酒のつまみとしてだけではなく、子どものおやつや、料理のアクセントといった食べ方も提案し、味や食感の改良を繰り返して今に至ります。
現在販売されているのは以下の5種類です。
「プレーン」
「スモーク味」
「ローストガーリック味」
「バター醤油味」
「とうがらし味」
そんなさけるチーズに、変わったパッケージが一部存在するそうです。
ツイッターで「ボンバーさけチー」と検索すると、パッケージに印刷されたチーズが爆発したようにさけている画像が表示されます。中にはリツイートが5万を超えているものもあります。
なぜ、こんなパッケージを準備したのか? 昨年9月からスタートしたこの取り組みについて、雪印メグミルクの広報担当者はこう話します。
「他のチーズにはない『さいて食べる』というエンターテイメント性があるので、そのワクワク感がお客様に伝わればいいな、と思って採用しました」
ただし、5種類すべてというわけではなく、「バター醤油味」(2本入りのみ)と「ローストガーリック味」(2本入り、1本入り)、「とうがらし味」(2本入り、1本入り)の3種類のみです。割合については1本入りが32分の1、2本入りだと16分の1の確率だそうです。
ちなみに、とうがらし味については、燃えさかる炎をイメージした形になっているため、「ボンバーさけチー」ではなく、「ファイヤーさけチー」と呼んでいるそうです。
定期的にネットを賑わせているこの試み。広報担当者は「パッケージを見て『さけるチーズって、いつも面白いことやってるよね!』とお客さまに思って頂けたらうれしいです」と話しています。
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