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「かあいい」と佐藤健もメロメロ ねこ鍋超えるか「キャベツ巻き」
食べ物ではありません。
「キャベツ巻きにメロメロ」「キャベツ巻き、めちゃはみ出てる」……。料理の写真が付くようなツイートですが、写っているのはタオルや毛布にくるまった猫や犬などペットの写真。実はこれ、公開中の映画「世界から猫が消えたなら」に登場する猫「キャベツ」のあるシーンを再現したものです。主人公を演じた俳優の佐藤健さんも、実家の愛猫の「キャベツ巻き」を公式LINEに投稿。かつて「ねこ鍋」がブームになりましたが、SNSで広がるキャベツ巻きには、「かあいい」と佐藤さんもメロメロです。
ウチの子も♡#キャベツ巻き #セカネコ pic.twitter.com/6rFe3C3GZu
— ちえち (@chie728) 2016年5月15日
くぅちゃんときなこのキャベツ巻き🐶💕💕💕 pic.twitter.com/fKnpLw56qN
— まややん (@cbppon) 2016年5月19日
キャベツは主人公「僕」の飼い猫。映画の中で家族をつなぐ重要な役割を果たしています。再現されているのは、雨の中、家の中で見当たらないキャベツを探しに走り回った僕が、自宅前でキャベツを見つけ、家の中で雨に濡れた「キャベツ」を乾かしているというシーンです。
映画を配給する東宝によると、キャベツ役の猫のパンプくん(10歳)が、北海道での撮影中、寒さを和らげるために毛布を巻かれていたことがありました。そのビジュアルがかわいらしかったことから、永井聡監督が映画にも採り入れることを決めたそうです。
このキャベツの愛らしい姿が、14日の映画公開後から話題に。翌日には、社会学者の古市憲寿さんが実家の猫で再現し、「#キャベツ巻き」を付けてツイートしました。古市さんは取材に「キャベツが一番かわいいシーンを再現したくて、勝手にキャベツ巻きと呼びました。ハッシュタグにしたのは、色んなかわいい猫が見られると思ったからです」とコメントしてくれました。
映画「世界から猫が消えたなら」の神シーンを実家猫で再現したよ!キャベツ巻きと名付けます。このハッシュタグ、流行らないかな。#キャベツ巻き #セカネコ pic.twitter.com/eNvEiLYYDg
— 古市憲寿 (@poe1985) 2016年5月15日
ツイッターやインスタグラムでは、猫のほか、犬やぬいぐるみをタオルでくるんで撮影するアレンジも生まれ、「キャベツ巻き」が広がっています。18日には佐藤健さんが、自身の公式LINEで「家族から送られてきました」と実家で飼っている「こちろー」(13歳、雑種)と「ぷちろー」(10歳、雑種)がキャベツ巻きをしている写真を投稿しました。
ツイッターでは早速、「可愛い」「癒やされた」などと反応。佐藤さんによると、以前飼っていた「ちろ」から名付けられた「こちろー」と「ぷちろー」は性格が違うようで、こちろーは佐藤さんが久しぶりに帰省しても覚えているほどなつくのに、ぷちろーは佐藤さんが帰ると隙間に入って出て来ないのだそうです。
佐藤さんは、キャベツを演じたパンプくんの写真もLINEに投稿。「キャベツ巻き」が広がっていることについて感想を聞くと、「普通の猫がやると逃げるか、すっごい嫌そうな顔しますね。パンプが本当にいい子だからできた技です」とコメントしてくれました。
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