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Negicco感動、Perfumeの人間力 武道館決意した出会い
新潟のご当地アイドルNegiccoが来年の目標として掲げる武道館単独公演。その原動力は先輩アーティスト、Perfumeとの出会いでした。
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新潟のご当地アイドルNegiccoが来年の目標として掲げる武道館単独公演。その原動力は先輩アーティスト、Perfumeとの出会いでした。
もともと1カ月限定で結成された新潟のご当地アイドルNegicco(ねぎっこ)。熱心なファンを増やし、今年7月で13年目に突入しました。今ではオリコン週間ランキングでもトップテンに入る人気に。そんなNegiccoが来年の目標として掲げるのが武道館単独公演です。その原動力は先輩アーティスト、Perfumeとの出会いでした。リーダーのNao☆さんに、Negiccoの軌跡、「理想」として掲げるPerfumeの人間力について聞きました。
Negiccoは2003年、新潟県産のやわ肌ねぎというねぎのキャンペーンユニットとして1カ月限定の予定で結成されました。ねぎのPRは1カ月で終わったのですが、その後も活動は継続されることになり、今年7月で13年目に突入しました。
レキシの池田貴史さんや、12月26日に私たちの地元の新潟市で一緒にライブをするノーナ・リーヴスの西寺郷太さんとオリジナル・ラブの田島貴男さんなどに曲を作っていただき、オリコンのCDシングル週間ランキングでトップテン内に入るようになってきました。
今年は一つ一つ夢がかない、信じられないことが起こりすぎている印象です。新潟でビッグアーティストが公演する会場である新潟県民会館や、日比谷野外大音楽堂でのライブが実現したり、自分が憧れていた声優・歌手の坂本真綾さんのトリビュートアルバムに参加したり、「ダウンタウンDX」や「MUSIC JAPAN」などの人気番組に出演できたり。13年の積み重ねがあるからこそ、これらにつながってきたんだな、ということを最近すごく実感します。
PerfumeさんとNegicco(;_;)♡また、お会いできるように頑張ります(>_<)!! pic.twitter.com/fIwRwf6guS
— Nao☆@Negicco (@Nao_NGC) 2015, 2月 22
そして9月22日にはPerfumeさんの「三人祭」というイベントで日本武道館に立たせていただきました。Perfumeさんとは2004年、一緒にライブに出たことがありました。その後、「ポリリズム」でブレークされて、08年に全国ツアーで新潟に来た際、あいさつにうかがったところ、あ~ちゃんに「また同じステージに立ちましょうね」と言っていただきました。
私たちが「武道館に立ちたい」と言い始めたのは、Perfumeさんが武道館に立ってから。三人祭に呼んでいただき、感謝の気持ちでいっぱい。伝えたいことっていっぱいあるのに、感謝の気持ちがすごく強すぎて、お会いした際には「ありがとうございます」しか言葉が出てきませんでした。
あの日、武道館に立って、Perfumeさんがすごく愛される人たちなんだな、と改めて思いました。すごく良い空間を作れる人たちというか、本当にみんなきれいな気持ちだからこそ、三人祭の他の出演者さんたちも心から楽しんでいた。私は今、テレビでPerfumeさんを見ると涙が出てくるんです。
Perfumeさんからお花が届きました💓
本当に、ありがとうございます💓 pic.twitter.com/sz5cMu9HGK
— Nao☆@Negicco (@Nao_NGC) 2015, 8月 16
私たちの「圧倒的なスタイル」という曲ではファンの方も一緒にみんなでラインダンスをするのですが、Perfumeさんとまさかラインダンスできる日が来るとは思いませんでした。Perfumeさんの姿を見て武道館に立ちたいと言ってきた自分たちが、三人祭で武道館に立てたことは、すごく大きなことだと思います。Perfumeさんに恩返ししたい気持ち、いっぱいあります。
Perfumeさんは、歌もダンスも全て理想。でも一番目指したいのは、あの人間性です。あの日もヒョコッと私たちの控室に入ってこられて、「ここ、暑くない?」とあ~ちゃんが気を遣ってくれたり。ナチュラルで飾らない、自然な人たちだと思いました。愛してくださいと言って愛してもらえるものではないと思います。
あの人柄が愛され、Perfumeさんをずっと自分たちが支えるんだってファンの人が支えている。Negiccoも、Perfumeさんとそのファンの方々のような関係性を、ファンや関係者の方々と築いていきたいです。
Perfumeさんと❤️❤️❤️
本当に本当に、ありがとうございました( › ·̮ ‹ )!!
大好きですっ❤️❤️❤️ pic.twitter.com/bxCYrKqsw9
— Nao☆@Negicco (@Nao_NGC) 2015, 9月 24
8月の日比谷野音のライブでは、「来年は自分たちの単独公演で武道館に立ちます」と宣言しました。所属レーベルを運営するタワーレコードのスタッフの方が「この日にちゃんと宣言してください」と言ってくださって、それがすごくありがたかったし、そう言ってくださったから自分たちもそれに向けてもっとやらないといけない課題が見え、意識が高まりました。
一生懸命私たちをサポートしてくださっている方々にも、一緒にすごい景色が見えたね、と言ってもらえるよう頑張りたいと思います。
最近よく、周りの方には「Negicco今、いい感じだよ」と言っていただけるのですが、自分たちでは実はよく分からないんです。自分たちはずっと底辺をはっているような感じでいるし、これまで上がって下がってを繰り返しているからこそ油断できないという思いもあります。自分たちが良い環境にいることを分からないというのは、すごく失礼でぜいたくなことなんですけれど。
タワーレコードの嶺脇育夫社長には「Negiccoが自分の子どもをおんぶしてラインダンスをしているのを見たい」と言っていただいています。それ以外の方に「結婚しても応援したいグループ」と言われることもあります。ずっと応援したいと言っていただけるのはすごくありがたいと思うし、それがかなったらすごく素敵だなと思います。
Negiccoは13年目に入りましたが、メンバーはそれぞれすごく個性があり、今、いろんなところでNegiccoを見ていただける機会が増えてきているので、ちょっとでも気になった方は1回で良いのでライブやCDでNegiccoに触れて欲しいと思います。絶対に後悔はさせません!
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Negiccoのメンバーが順番に登場していきます。
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