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北原みのり氏、性の抑圧に異議 「男の人が、もう、だらしない」
「ろくでなし子事件」でわいせつ物陳列の疑いで逮捕された(12月8日に釈放)北原みのり氏は、女性の性、フェミニズムについて率直な発言をしていました。政治から風俗まで、男性目線に偏りがちな世の中に異議を唱えてきました。
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「ろくでなし子事件」でわいせつ物陳列の疑いで逮捕された(12月8日に釈放)北原みのり氏は、女性の性、フェミニズムについて率直な発言をしていました。政治から風俗まで、男性目線に偏りがちな世の中に異議を唱えてきました。
「ろくでなし子事件」でわいせつ物陳列の疑いで逮捕された(12月8日に釈放)北原みのり氏は、女性の性、フェミニズムについて率直な発言をしていました。アダルトグッズ店を経営し、女性のための性雑誌も手がけるという幅広い活動で知られています。政治から風俗まで、男性目線に偏りがちな世の中に異議を唱えてきました。
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安倍政権の少子化対策については、「女性の性に抑圧的で、男女関係がいびつなことも、少子化を加速させていると思います」と違和感を訴えていました。
「男の人が、もう、何ていうか、だらしなくなっている。そんな20代の男の子と付き合うことを、同年代の女の子がためらっている」とばっさり。「問題が根深いのは生きる力が弱まった男性たちが、女の人をバカにして自尊心を保っていることです」と指摘していました。
「性を楽しむとか、主体的に避妊をするとか、産む産まないを自分で決める。こういう女性を語る上での大前提の話すら、難しくなっています」と話していました。
韓流とAKB48の関係について「日本の男と向き合いたくない女、日本の女と向き合えない男。(現実より)ファンタジーの方が楽しいという点で似ています」と分析していました。新大久保に行く女性の心理を「お買い物をしたり、食事をしたり。あと、イケメンカフェで働くかわいい韓国人男性の店員に会いに行ったり。女性が自分の欲望を素直に出せる街なんです」と解説していました。
ユニークな父親とのエピソードも語っています。「私立の女子高の教師ですが、教師という雰囲気ではなかった。バレンタインデーには生徒が家に来ちゃうような『イケメン』」と振り返っていました。一方で「典型的な団塊世代の父親」との評もしています。「フェミニストについては、肯定的なメッセージをもらったと思います。『影響を受けた』とは言いたくないけど」と複雑な気持ちをのぞかせていました。
2000年には、フェミニズムについて書いた著書「フェミの嫌われ方」を出版しました。怖い、偏っているといったフェミニズムへの偏見について、北原さん自身も悩んだことを明かしていました。しかし、「楽しくて面白いことをして、フェミのイメージアップ・キャンペーンをしよう」と決意。女性たちがつくったセクシュアリティーグッズを展示販売する店を開き、雑誌も発行。著書では、アダルトビデオから相撲の女人禁制の話まで論じました。