お金と仕事
新潟では峯岸みなみより有名な社長 強烈CM「みのわ」攻めの経営
「みのわ、みのわ、宝石みのわ」と拳を突き上げて連呼するユニークなテレビCMで知られる宝石販売会社「みのわ」(新潟市中央区)。同社の箕輪泰章社長(34)の講演会が同区であり、「時代対応力」をキーワードに同社の経営の秘密を語った。
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「みのわ、みのわ、宝石みのわ」と拳を突き上げて連呼するユニークなテレビCMで知られる宝石販売会社「みのわ」(新潟市中央区)。同社の箕輪泰章社長(34)の講演会が同区であり、「時代対応力」をキーワードに同社の経営の秘密を語った。
「みのわ、みのわ、宝石みのわ」と拳を突き上げて連呼するユニークなテレビCMで知られる宝石販売会社「みのわ」(新潟市中央区)。同社の箕輪泰章社長(34)の講演会が同区であり、「時代対応力」をキーワードに同社の経営の秘密を語った。
同区のマーケティング会社「グローカルマーケティング」の企画。14日、約10人が出席して開かれた。みのわは、泰章社長の父・行泰会長が創業し、1985年に株式会社化。2001年にCMを始めたところ、インパクトの強さが当たって店に行列ができるほどの評判を呼んだという。
CMには、08年に就任した泰章社長も出演。テレビ番組の企画で市内で認知度調査をしたところ、人気アイドルグループ・AKB48の峯岸みなみさんを知っている人が約4割だったのに対し、泰章社長は約9割に及ぶなど、「新潟一有名な社長」とも呼ばれる。
だが、泰章社長は「あのCMはださいし、若い人はみのわで結婚指輪を買いたいというイメージにならない」と分析し、「格好良さ」をテーマにした姉妹店「ジェンメオミィム」を10年にオープンした。「今ではこちらの方がはやっている。お金はかかったが、勝負しなければ厳しかった」と話した。
また、泰章社長は、親交のある元アルペンスキー五輪代表の皆川賢太郎さん(37)が元フリースタイルスキー・モーグル五輪代表の妻・上村愛子さん(34)に「俺もお前もいずれ、そんな五輪選手がいたなと忘れられるんだよ」と話し、飲食店経営という次の夢に向かっているというエピソードを紹介。 「だまっていると、会社は3、4年で潰れる。10年先を考える経営でなくてはならない」と語った。