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錦織圭、今大会で「3つのすごいこと」 今度はテレビ局動かす
男子テニスで年間成績の上位8人が争う今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルで、初出場の錦織圭選手の準決勝進出が決まりました。大会はまだ終わっていませんが、錦織選手はすでに「3つのこと」ですごさを見せつけてくれました。
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男子テニスで年間成績の上位8人が争う今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルで、初出場の錦織圭選手の準決勝進出が決まりました。大会はまだ終わっていませんが、錦織選手はすでに「3つのこと」ですごさを見せつけてくれました。
男子テニスで年間成績の上位8人が争う今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナルで、初出場の錦織圭選手の準決勝進出が決まりました。大会はまだ終わっていませんが、錦織選手はすでに「3つのこと」ですごさを見せつけてくれました。
対戦相手の変更が決まったのは、試合開始予定のわずか1時間半前でした。対戦相手のラオニッチ選手が太ももの肉離れで突然、棄権を発表しフェレール選手に変更されたのです。錦織選手の頭の中は、ラオニッチ選手の対策でいっぱいだったはずです。そんな状況でも「驚きはありましたけど、もう何回もやっているし、しなきゃいけないことは把握していたので」と動じず、見事に対応しました。
急きょ決まった対戦相手のフェレール選手はスタミナが持ち味でした。今大会のコートは出場選手の誰もが「球足が遅い」と口をそろえる持久戦向きのもの。第1セットを失った錦織選手ですが、第2セットは奪い返します。腕が縮こまらずに伸び伸び振れ出し、精度の高い強打が次々に決まり出します。第3セットも奪い、逆転勝ちを決めました。
錦織選手の活躍はテレビの番組編成も変えてしまいました。テレビ朝日はこれまでBS朝日で中継してきましたが、「歴史的な一戦を届ける」として地上波でも放送することを決めました。9月の全米オープンの時は有料放送の「WOWOW」が独占放送し、加入者を飛躍的に伸ばしました。今回も、錦織選手の活躍がテレビ業界を賑わしています。